ミルクの経口摂取再開
2020年7月下旬
ついに経口リハビリ開始です。
経口リハビリ開始については下記記事を参照ください。

ガンテツは約2ヶ月ぶりに口からミルクを飲むことになりました。まずは、10mlからです。抱っこして飲ませます。

久しぶりに口からミルクを飲んだガンテツ。飲み方は覚えていたようで、すんなり飲めました。
久しぶりのミルク、おいし~!
量も10mlと少なかったためか、あまりむせることもありませんでした。
経口摂取は1回/日で、1週間ごとに10mlずつ増やしていきました。
20ml、30mlとミルク量を増やしていくと、むせることが多くなってきました。
ゴホッゴホッ!
入院前と比べてむせる頻度は少なくなったようですが、ミルク量が増えると全部飲むのは厳しくなってきました。
また、ガンテツは抱っこをしているとよく反り返るので、ミルクをあげるのに苦労していました。
ミルク経口摂取達成
2020年8月中旬
ある時ミルクをあげるのにガンテツが反り返って大変だったので、布団にゴロリと寝かせてミルクを飲ませました。

すると不思議なことに全くむせることなくミルクを飲み切りました。
お前、仰向けに寝てた方が飲みやすいのか!反り返っていたのも水平で飲みたいとアピールしてたのか!
ガウ~(最初からそうやって飲ませてよ!)
これまで、お医者さんも看護師さんも
姿勢をなるべく立ててあげて、喉が垂直になるようにした方がむせないでしょう。
と言っていたので、そのように飲ませるようにしてました。
ところが、ガンテツは寝っ転がって水平になった方がむせずに飲めるようです。
まさに驚きでした。
さらに哺乳瓶を自分で持って飲んでくれました。
楽でいいね!
起きて飲むことができるに越したことはありませんが、経口摂取でむせることなく飲めれば将来的に胃管を外すことができます。
”寝っ転がり飲み”に変えてからはむせることがなくなったので、順調にミルク量を増やしていき、1回分全量を経口摂取で飲めるようになりました。
また、経口摂取の回数も1日に1回だったのを順調に回数を増やしていき、全ての回で経口摂取にすることができました。
2020年10月中旬:ミルク経口摂取達成!(※ただし寝っ転がり飲み)
離乳食開始
2020年9月上旬
ミルクを”寝っ転がり飲み”で順調に飲めるようになってきたので、いよいよ離乳食を開始することになりました。
普通の赤ちゃんと同じように十倍がゆから始めます。
離乳食はミルクと比べてとろみがあるので、あまりむせることはないだろうということで、ガンテツを椅子に座らせて食べさせました。

ガンテツはむせずにガツガツ食べました。
なにこれ?おいし~
食べれて良かったね!
とろみがある離乳食は普通に食べられそうで一安心です。
この後も順調に離乳食の種類を増やしていくガンテツ、葉物だろうが何でもおいしそうに食べてました。
好き嫌いがないのは良いことだ!
胃管、卒業ならず!
2020年10月中旬
ガンテツはミルクも離乳食も胃管を使わずに食べることができていました。
予想よりも順調ですね。11月の診察で胃管が取れるかもしれないですね。
やった!胃管が取れたらいいね!
胃管は本当に大変です。
ガンテツが暴れて胃管をよく抜くので、4回/月くらいのペースで挿入していました。
胃管を挿入するたびに泣き叫ぶガンテツを押えるのはかわいそうで精神的にも疲れます。
胃管を早く外したいというのがユウユウとカンテキの願いです。
2020年11月中旬
この1ヶ月は胃管を使うことなく、食べることができていました。
いよいよ診察です。
体重の減少が気になりますね。まずは胃管からミルクを注入して体重を増やしましょう。
ガンテツは1ヶ月で体重が400g減っていました。
確かにミルクの量も胃管からの注入時と比べると減っていました。
胃管から注入するときは決まったミルク量を飲ませることができますが、経口摂取になるとガンテツの飲む気分によるのでミルク量が減り気味になっていました。

胃管から注入している時は体重が順調に増えて発育曲線に入ってきましたが、経口摂取のみにしたところ発育曲線から外れてしまったのでした。
体重は増やさないといけないからしょうがないね。
胃管からの卒業はしばらくお預けとなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!