人工呼吸器を卒業
2020年7月上旬
ガンテツは6月の退院後、ミルクは胃管から胃へ直接流し込んでいます。ミルクの量を徐々に増やし、体重が増加してきました。
また、血中酸素濃度も低くなることなく安定していました。
退院時の記事は下記を参照ください。

そんな中で一番困ったことが、ガンテツが人工呼吸器を外してしまうことです。
訪問リハビリのおかげでガンテツは寝返りが出来るようになり、コロコロ回って巧みに人工呼吸器を外してしまいます。
訪問リハビリについては下記記事を参照ください。

人工呼吸器を装着したままにするためには、ガンテツを固定するしか方法がなくなってきました。
血中酸素濃度は安定しているので、人工呼吸器を外すことはできないでしょうか?
わかりました。では夜、寝ている時だけ人工呼吸器を着けるようにしてください。
ということで、昼間は人工呼吸器を外すことになりました。
しかし、夜に人工呼吸器を装着するのも一苦労です。
ガンテツは人工呼吸器が気になるのか(気になるのは当然ですが)、寝ながら手で顔をこすって人工呼吸器を外してしまいます。
それに対して、人工呼吸器が外れないように粘着力の強いテープで止めます。
しかし、朝起きた時には人工呼吸器は外れており、顔はテープ跡で赤くなってしまいました。
夜もダメでした。夜も血中酸素濃度は安定しているので、人工呼吸器を外すことはできないでしょうか?
わかりました。パルスオキシメーターで血中酸素濃度を監視できているので、人工呼吸器は外しましょう。
ということで、人工呼吸器を退院1ヶ月程で外すことになりました。ガンテツの暴れ得かな。
やったー!
パルスオキシメーターを卒業
2020年7月下旬
ガンテツは人工呼吸器を外した後もしばらくはパルスオキシメーターを装着していました。
しかし、ガンテツがコロコロと転がりまくるので装置がすぐ外れてしまい装着しているのが困難になってきました。
人工呼吸器を外した後も血中酸素濃度は安定しているので、パルスオキシメーターを外すことはできないでしょうか?
わかりました。血中酸素濃度も問題ないようなので、パルスオキシメーターは外しましょう。
ということで、パルスオキシメーターを退院2ヶ月弱で外すことになりました。これもガンテツの暴れ得かな。
やったー!また身軽になった!
耳鼻咽喉科受診
2020年7月下旬
体重が順調に増加してきたことと、呼吸時にゼーゼーしていた音がなくなってきたので、耳鼻咽喉科でのどの様子を診てもらうことになりました。
耳鼻咽喉科で問題ないと判断されれば、経口摂取を徐々に始めていくことになります。
耳鼻咽喉科の診察では、鼻から内視鏡を入れて喉の様子をみます。喉の様子をみるときはミルクを飲ませるとのことなので、ミルクを持っていきました。
いよいよ、耳鼻咽喉科での診察が始まります。
ガンテツを抱っこして椅子に座ります。
ガンテツは何が始まるのか分かるわけもなく、ご機嫌です。
ニコニコ
看護師さんがガンテツの顔が動かないように手で押さえます。ガンテツはここで異変を感じます。
なに?なに?
お医者さんが鼻から内視鏡を入れます。ガンテツ、絶叫!
ぶぎゃ~!
この状態で、ガンテツが落ち着くまで少し待ちます。絶叫が終わったところで(まだ泣いてはいますが)、ミルクを口から流し込みます。
こんな状態でミルク飲めるのか?大人だって嫌だな~
ガンテツは何とかミルクを飲んだようです。
のどの動きは問題ないですね。経口摂取のリハビリを始めてください。
ガンテツ、よかったね!
ガウ!(痛いよ)
経口リハビリ開始
2020年7月下旬

経口リハビリは言語聴覚士さんと行います。
訪問看護リハビリテーション施設から看護師と理学療法士に加えて言語聴覚士も派遣してもらうことになりました。
言語聴覚士さんが来て、ガンテツの健康状態をチェックします。そして口のマッサージをして、ミルクを飲ませます。
言語聴覚士さんは1週間に1回来てもらうことになりました。ミルクの量は10mlから始めて、徐々に増やしていきます。
経口リハビリのその後については下記記事を参照ください。

経口リハビリにかかる費用は下記記事を参照ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!