家計簿をつけるメリットとデメリット
家計簿をつけるかつけないかは各家庭それぞれですが、どうするか悩んでいる人も多いと思います。
そこで、家計簿をつけるメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
家計簿をつけるメリット
当然ですが、家計簿をつけることによって毎月の支出が把握できるようになります。
で、毎月の支出が把握できると以下の役に立つと考えられます。
- 倹約意識ができる
- 将来のお金の予定が立てられる
もともとこのような目的があるから家計簿をつけようとするわけです。
1、倹約意識ができる
自分たちが何にどれくらいお金を使っているかわかると、
食費にこんなに使っていたのか!
衣服にお金使い過ぎたかな?
などに気づけます。
自分たちのお金の使い方が具体的にわかると倹約意識がうまれてきます。レコーディングダイエットと同じ感じですね。
また、夫婦間の話し合いでも具体的な数値があると相手を説得しやすいですね。
今月は食費がかかりすぎているから、来月から気をつけよう!
そうだね。倹約します…
2、将来のお金の予定が立てられる
自分たちが何にどれくらいお金を使っているかわかると、将来のお金の予定が立てられます。
例えば住宅ローンや車ローンなどを組むときに、どれくらい返済に回せるかを過去の家計簿から計画が立てられます。
趣味のお金を少し減らせば車買っても大丈夫だな!
家計簿をつけるデメリット
デメリットは以下の一つに尽きると思います。
- 面倒くさい(倹約意識がなくなる)
1、面倒くさい(倹約意識がなくなる)
スーパーやコンビニで買い物するたびにレシートをもらって、それを項目ごとに分けて記録していく。
これを考えるだけで面倒くさくてやりたくなる人も多いと思います。
さらにレシートをなくしたりすると、もう家計簿をつけることを断念するしかありません。
しかもそれを家族分全員やるのは至難の業だと思います。
そしてエスカレートすると、
家計簿つけるのなんか無理~!
倹約なんてしなくていいんじゃない!
となってしまう可能性もあるかと。
メリットと正反対に倹約意識がなくなるということですね。
まとめ
メリット
- 倹約意識ができる
- 将来のお金の予定が立てられる
デメリット
- 面倒くさい(倹約意識がなくなる)
家計簿をつけるメリットを残し、デメリットをなくす方法
家計簿をつけることができればいいですが、家計簿をつけることに失敗すると当初の目的と正反対のことになりかねない・・・
それを回避するためにどうすればいいか、方法を2つ紹介したいと思います。
- 家計簿をつけずに、家計簿をつけた時のメリットを享受する
- 家計簿をつけて、家計簿をつけた時のデメリットをなくす
1、家計簿をつけずに、家計簿をつけた時のメリットを享受する
家計簿をつけた時のメリット(倹約意識、将来のお金の予定)は、他の方法でもできます。
それはあらかじめ月の予算を決めてしまうことです。

自分たちの収入はほとんどの人ははっきりしていると思います。
それをもとに、貯蓄額、食費、固定費、趣味費などをいくらと決めてしまいます。
そして、その予算の中でやりくりすればいいわけです。
これはこれで管理が難しそうですが、やり方を工夫すれば家計簿をつけるよりも簡単にできると思います。
- 例)財布を分けて、食費はこの財布から出すと決める
- 例)食費を1万円/週と決めて、1回の買い出しで終わらせる
2、家計簿をつけて、家計簿をつけた時のデメリットをなくす
家計簿をつけた時のデメリット(面倒くさい)をなくすために、家計簿アプリを使います。

家計簿アプリは金融口座・クレジットカード・電子マネー・ポイントに対応しており、連携しておけば自動で家計簿に記録してくれます。
また、レシートを撮影すると自動で支出を入力できるものもあります。
スマートフォンで少し操作するだけで家計簿をつけることができるので便利です。
家計簿をつけたいけど、面倒くさそうという人におすすめできる方法です。
まとめ
- 家計簿をつけずに、家計簿をつけた時のメリットを享受する → 予算管理する
- 家計簿をつけて、家計簿をつけた時のデメリットをなくす → 家計簿アプリを使う
私は独身の頃は予算管理をしていました。1人だと予算管理は楽で問題ありませんでした。
結婚した後は家計簿アプリを使って、お金を見える化して夫婦で共有するようにしています。
2人の予算管理は大変だと考えたのと、お金の価値観の違う2人が暮らしていく上で詳細な用途を把握して共有した方が良いと考えたからです。
家計簿アプリは”マネーフォワード ME(有料版)”を使っています。
”マネーフォワード ME”は有料版を使う価値が十分ある家計簿アプリです。
次の章からは”マネーフォワード ME”を紹介します。
アプリの口座連携で楽々家計簿・マネーフォワード ME
”マネーフォワード ME”は株式会社マネーフォワードが運営する家計簿アプリです。
- 利用者数1000万人突破!
- 複数のクレジットカードや銀行口座をまとめて管理!
- 毎日の支出を自動で記録!
”マネーフォワード ME”は以下のことができます。
家計簿
- お金の出入りを自動で見える化
- レシート撮影で現金支出を簡単に見える化
- 銀行やカードの残高を自動で見える化
- 今月何にいくら使ったかを自動で見える化
家計管理・改善
- 銀行の残高不足や、クレカの使いすぎなどをおしらせ
- クレカの次回引き落とし情報をまとめて管理
- 予算機能で今月使えるお金をチェック
- あなたの家計や資産状況を分析してレポート
上記のオレンジ太字は私が特に便利と感じて重宝している機能です。
お金の出入りを自動で見える化
- クレジットカード:カードを使った情報(お店、日付、金額)が自動で取り込まれる
- Suica:バスや電車など使用情報(日付、運賃)が自動で取り込まれる
- 楽天市場:楽天市場の買い物情報(お店、商品、日付、金額)が自動で取り込まれる
- 銀行:振込や引き落としなどの情報(日付、金額)が自動で取り込まれる
基本的には現金のやり取り以外は情報を自動で取り込むことができるので非常に楽です。
私はクレジットカードや電子マネーを使うようにしているので、なにもしなくてもほぼ全てのお金の出入りが見えるようになります。
銀行やカードの残高を自動で見える化
- 銀行、証券会社の口座残高が自動で取り込まれる
- カードの引き落とし残高が自動で取り込まれる
- 楽天ポイントやマイレージなどの情報が自動で取り込まれる
口座残高を一覧で見ることができるので、自分の資産がどこにいくらあるのか把握できます。
資産の配分も現金、株式、投資信託、債券、負債などで分けて表示できるので、資産状況が良くわかります。
また、ポイント残高がわかるのでポイントの使用期限を失効することが防げます。
今月何にいくら使ったかを自動で見える化
- お金の出入りを自動で見える化するときに、自動で項目(食費、交通費など)を振り分ける
- 振り分けが間違っている時は手動で修正することができる。修正した項目は次回からは自動で修正した内容が入力されるようになる
月ごとに各項目にいくら使ったかを自動で見える化してくれます。
まさに家計簿が自動で出来上がっていく感じです。
”マネーフォワード ME”の使用の流れ
”マネーフォワード ME”の毎月の使用の流れは以下になります。
- クレジットカードなどでお買い物 → ”マネーフォワード ME”が情報を取り込んだら項目、金額を確認する
- 銀行口座などの振り込み、引き落とし → ”マネーフォワード ME”が情報を取り込んだら項目、金額を確認する
- ”マネーフォワード ME”で先月の家計簿、各金融口座残高、資産残高を確認する
- 夫婦で情報を共有し、家計改善につなげる
無料版と有料版の違い
”マネーフォワード ME”には無料版と有料版(プレミアム会員)があります。
- 1年以上前のデータが閲覧可能 → 無料版は1年前まで
- 連携金融機関やサービスが無制限 → 無料版は連携数10まで
- 連携先データを常に最新状態へ → 更新頻度が無料版よりも多い。好きな時にボタン1つでデータを最新にできる
- ポイントやマイレージの使用期限を表示 → 無料版は使用期限は表示されない
[iOS版アプリ]
月額:480円
年額:5,300円 (月額プランより460円お得)
[Android版アプリ]
月額:500円
年額:5,500円(月額プランより500円お得)
※どちらも税込み
まとめ
- スマートフォンもしくはPCを少し操作するだけで家計簿が完成する
- 資産の全体状況が把握できる
これらの重要な情報がほとんど手間をかけずにまとめることができるのは素晴らしいと思います。
最初は無料版を使っていましたが、途中で有料版に切り替えました。
口座情報の一括更新やポイント期限表示、1年以上前のデータ閲覧は有料版にする十分な価値があると思います。
有料版は30日間無料で使えるので、下記のように徐々に進めていって使い勝手を確かめるのも良いと思います。
無料版 → 有料版30日お試し → 有料版
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!